ワインセラーを持つ家はお金持ちの象徴でもありますが、やはり余裕のあるスペースが確保できてこそ、ワインセラーの意義があります。そして適度な空調管理やメンテナンスが必要となり、忙しい日本人がそこまで手をかける余裕など到底ありません。従って一般人にとって全く無縁であるこのワインセラー、最先端のワインセラーは更に無縁のものとなります。
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通常ウォークイン式のワインセラーが主流ですが、こちらのワインセラーはなんと地下にまるでマンホールのように彫られた穴に埋め込んである奇抜なワインセラー。階段は通常格納式となっており、利用する際に階段が開閉していくというユニークな方式。
下に降りていく途中の壁にワインを埋め込んでいくという物のようで、横ではなく縦にスペースを取るようだ。しかし一見、地上からはワインセラーなど見当たらないので、隠しておきたいときなどに便利なのだろうか。また地下に造ることで地上よりもいくらか涼しいはずだ。といってももちろん空調無しではいられないはずなので、空調システムがついているのだろう。
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地下に造るという画期的な方法でかっこよさも光りますが、なにせわざわざ蓋を開けて鳥に行くのが面倒と言う方には向かないのかも。ちょっとワインとってきて、一番したにあるやつ!なんて言われたり、うっかり上のワインを下に落として底に落ちていくことを想定すると、その情況のストレスは計り知れないものがある。
そうはいっても、カッコよさだけで選びたいんだというワガママなソムリエにはぴったりな代物ですね。
【記事参照】
http://izismile.com/2012/12/03/a_stateof_theart_21st_century_wine_cellar_5_pics.html
(ライター:たまちゃん)