格安3Dプリント出力サービス「DMM 3Dプリント」に行ってきた

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DMM.comが始めた話題の新サービス「DMM 3Dプリント」。今までにないほどの格安で3Dプリント出力サービスが行えるということで業界でも今最も注目されているサービスの一つだ。そんな「DMM 3Dプリント」のプレスお披露目会が行われたので早速東京都の西麻布にある「DMM 3Dプリンティングセンター」にお邪魔してきた。当日は多くのメディアが取材に訪れ、めずらしそうにプリンティングされた3Dのオブジェクトや不思議な機械などを眺めていた。



―早速登場する3Dプリンターキターッ!!

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現場に足を踏み入れると想像していた3Dプリンティングセンターとはまるで違い、一般のデザイン事務所と言われてもおかしくないほど静かな部屋だ。

室内には素材ごとに3種類の3Dプリンターを設置されていた。ちなみに1台数千万円という非常に高価な機械で、大阪にもある同様のセンターにも複数台の3Dプリンターを設置しているとのこと。

これら機械でアクリル樹脂・石膏フルカラー・シルバーのほか、大阪にあるセンターではナイロン・チタンなどの出力も可能。

作業は一度PCに読み込まれた3Dのモデリングをもとに出力されていく、ちょうど取材中に「トラ」の石膏をプリンティングしていたのでそちらをご覧いただきたい。

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このようにモデリングをもとに、石膏の粉と接着剤を何層にも分け積層させミルフィーユ状にしていくことでオブジェが完成する。
しかもこのプリンターの凄いところは同時に着色まで行う。石膏そのものを掘削していくというわけでもないようだ。

―注文があった3Dモデルの確認

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WEBから注文があった3Dモデルを確認するスタッフ。念のためモデリングに物理的不具合や著作権問題等問題が無いかの確認をするとのことだ。

現在は注文が殺到しており非常に混んでいるとのことだが最短7~9日間で印刷から発送は完了する。
対応する形式はSTL形式、PLY形式、VRML(.wrl)形式などで、公式WEBサイト上に素人でも使いやすい無料ソフト「123D Design」が公開されている。

―なぜこんなに安いのか

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料金形態は業界の度肝を抜くほどの価格、石膏フルカラーであれば2,600円~、ナイロンであれば1,600円という超低価格。

いったいなぜここまで安いのか。仮に1日3,000円のものを10個作ったとしても1ヵ月で90万、1年で10,800,000円かかり、マシン1台ペイするのに1年ほどもかかってしまう。
またそこに人件費も発生するとなればかかるコストはかなりのものだ。

その点に関しDMM 3Dプリントサービスの担当者は、1回の印刷で大量生産を行うことを明かした。
また今までの企業努力と今後を担うクリエーター支援のために価格を抑えることに成功しているとのこと。

だが安いとはいえ、3Dのモデリングは素人には多少敷居の高いというのがネックだ。
その点については将来的に簡単に作ることができるアプリなどを公開していく方針を説明し、秋を目途に専用のAPIを公開し3Dプリント印刷が可能となるアプリが続々とリリースされる仕組み作りをすすめる。

最後にDMM.comの社長も登場。3Dプリントサービスへの本気度が伺えた。

DMM 3Dプリントは以下から作成可能だ。

ネットから3Dプリント! - DMM.com

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(ライター:たまちゃん)