世界で一番オーロラが見えると言われてるカナダのイエローナイフに行ってみた。

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オーロラ。日本人なら誰しも知っている美しい自然現象。一生のうちに一回は行ってみた!見ていたい!と夢見る人達も少なくはないはず。しかし 皆様もご存じのとおり、世界各地どこからでも見れるというものではない。北極圏/南極圏エリアに限局され、またその日の天候の良し悪しもオーロラを見るうえで大きなカギとなる。そんな儚くも壮大な自然現象、オーロラ。今回世界で一番オーロラを見れるという地 カナダ・イエローナイフにいってみた。


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同じカナダと言ってもとにかくカナダはでかい。トロントから飛行機で乗り継ぎ9時間ほど、時差はマイナス2時間。同じ国の中で時差があるとは全くどういった事か。周りのカナディアン(トロントニアン)からは「どうしてこんな寒い時に更に寒い土地にいくんだ!幸運を祈るよ」と半ば呆れられながらのトロントを出発しようやくの思いで極寒の地イエローナイフに到着。

カナディアンを含め他のナショナリティーはオーロラの存在を驚くほど知らない。それもそのハズ 世界でオーロラが教科書・教材として載っているのは(授業で取り上げられるは別として)日本だけとのこと。イエローナイフの地は冬季期間90%以上の観光客は日本人だということもうなずける。

今回お世話になったのは Nanook Aurora Toursの大塚氏。オーロラを追って十数年、カナダでオーロラを語らせたらまず右に出るものはいないだろう。その熱意も半端なく、「オーロラを追いかけてどこまでも!」長年の経験と鋭い観察力でオーロラの動向を判断。私たちをバンに乗せ一晩中オーロラを追いかけてくれる熱い漢である。

イエローナイフで3泊すると 95%の確率でオーロラを見る事が出来るといわれている。非常に高い確率だ。
しかし オーロラ事態 とても弱い光のため 弱いオーロラになると雲か煙か解らない。それも勿論その「95%」に含まれている。せっかく遠くのカナダまで来たのに 3、4日の間 白い煙のようなオーロラしか見れなかった。またはソレすらも全く見ることが出来なかった。なんていう事も珍しくない。こればかりは自然現象。どうしようもないのだ。

もうそろそろ御託を聞くのも飽き飽きだという声も聞こえてきそうなので幸運にも見合わせた巨大オーロラの写真を紹介したい。
南の空の彼方で出現したオーロラが一気に東の方角へ延び 色を成す。かなり強い発光色で雪の真っ白な地面に反射し周りがはっきり明るくなっったのが分かった。 肉眼では 緑 黄緑 黄色 白 そしてカーテンのように流れる裾にはまぶしい程のピンクがはっきりと確認できた。

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その動きはなんと形容したらいいのか。言うなればドラゴンかもしれない。大きなオーロラになると動きが活発になり もの凄い速さで うねるように且つダイナミックに空いっぱいに広がっていく。

1秒カメラを調節してうつむき、 空を再度見上げると全く 色、動き、その形から広がり方まで すべてガラリと変わっている。そうなったらカメラの事は忘れて、凍てつく氷の道路に身を投げ出し、空一杯に繰り成す その美しい天体ショーを味わうしかない。写真は大塚氏がきちんと撮っていてくれるので安心。プロに任せておけばいいのだ。

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一言でオーロラは語りつくせないだろう。何千、何万通り・・・その形や色、全ての容姿を無限大に日々変えていく。一つとして同じオーロラはないとの事だ。二日目は一日目と違う味わいのあるものだった。空の一番高い場所からまるで降り注ぐような繊細かつダイナミックなオーロラ。このように頭の真上でオーロラ踊るのもイエローナイフの醍醐味であろう。
また幸運は重なり 連日に続く満点の星空。天の川からスバルまで無数の星がくっきりと手に取るように見える。まるで宇宙に放り出されたような気分になる

【Movie1】

【Movie2】

<なぜ Yellowknifeが良いか まとめ>

①オーロラの発生する真下に位置しているため、頭上でオーロラが発生する確率が高い
②山がない為 雲が発生しにくい。オーロラ鑑賞の絶対条件は「快晴」である
③北米で一番大きな湖が凍り アイスロードができる(冬季限定)そこでの鑑賞のため視界を遮るものが何もない。

オーロラは冬限定のように思われがちだが、実は鑑賞の条件が整っているイエローナイフに限り年中鑑賞が(比較的好条件で)できる。 ただ空気の澄み具合 アイスロードでのパノラマ鑑賞となるとはやり冬限定だ。ジャケット、パンツ、ブーツ、手袋と他小物もツアーにすべて含まれているものの マイナス40度での鑑賞はそれなりの覚悟が必要である。

もうこの極寒マイナス40度は過去も含め2度体験したので、将来的には夏に訪れたい。今度はどんなオーロラが出迎えてくれるのか楽しみだ。

(ライターSKKC)

1 COMMENT

秒刊名無し

素晴らしいお話、どうもありがとう。

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