残業代ゼロ法案が一般社員にも適応されるという「ミスリード」拡散

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現在、部長級などの上級管理職や研究者などの一部専門職に限り残業代を払わなくても良い「残業代ゼロ」の対象者を、何と一般階級の社員にまで広げるという法案が提言されているとネットで話題となっている。しかしこの原文よく読んでみると、一般階級とは言うものの「収入が多い」「了承を得る」などの条件が付けられており、現在の社員全員が「残業代ゼロ」となることではないようだ。


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問題となっている記事は朝日新聞社の「「残業代ゼロ」一般社員も 産業競争力会議が提言へ」という内容のもので、一見ほとんどの階級の社員が「残業代ゼロ」と思えるような記述になっているがよく読んでみると「収入が高い社員」「合意した社員」など条件が付けられているようだ。しかもこの法案、可決したわけではなくあくまで「提言」されているレベルであるので、今後そのような流れになることはあるのかもしれないが、まだ決まっているわけではない。

とりあえず現在の社員はひとまず「残業代ゼロ」となることはなさそうだ。

「残業代ゼロ」一般社員も 産業競争力会議が提言へ

http://www.asahi.com/articles/ASG4P5142G4PULFA00Y.html

―ミスリードが拡散

この記事をミスリードし「「残業代ゼロ」一般社員も」などというタイトルが独り歩きし、一般社員がついに残業代カットされる時が来るのかと不安がられた。また残業代が無くなるのであれば就業時間を短くしてほしいという要望も高まり、デマに近い情報となったが、今回はあえてデマではなく「読み間違え」と判断したいところだ。

いや、間違えでむしろ良かったが、このようなタイトルを掲載するのは「いかがなものか」という声も。

―ネットの反応

・ 「同意書」に強制的にサインさせられて終
・ サービス残業認めるのか。本人の同意って言っても強制させられそう。
・ 残業代ゼロで企業が活発になれば賃金は上がるから!
・ 年俸制とインセンティブで良いのでは?
・ ざっ残業代ゼロ法案
・ 公務員って手当が暑いよな。民間もそれをしてくれるのか?
・ 残業をしなくて済むような仕事量にして 残業ゼロの社会へ向かえばいいんだけど
・ 残業代ゼロって。残業代なんてもらえなかったなぁ。
・ もう営業職でもないのにみなし残業付いてて ないも同然だから
・ うーむ、把握し間違いか?残業代ゼロ
・ 声を上げなきゃ認めることになるぜ!反対しよう!
・ ばかなの?なんなの? 
・ また恣意的な抜き出しか
・ 残業代ゼロが云々のソース元が朝日しか見つからないんだけど
・ 元から残業代ゼロの私には怖いものなど何もないわ。

(ライター:たまちゃん)

10 COMMENTS

秒刊名無し

ヒキコモリには権力の言う「同意」ってのは「強制」とイコールだってことが理解できんらしい
「任意同行だから行きません」が通ると思ってる人?

秒刊名無し

「ミスリード」の根拠が、「収入の高い社員」とか「合意した社員」だからだってw
それこそミスリードだろ。企業は配置転換や待遇をちらつかせれば、その部分を突破かのうだろw
何がミスリードだ

秒刊名無し

別にミスリードでもなんでもないでしょ。
まだ決まってないって決まってからじゃ遅いじゃんw
それに「労組が合意した社員」ってのがポイント。
日本で言っちゃ悪いけどそこまで機能してる労組なんて
大企業だけでしょ。
実質「入社=社の方針に同意した」ってことになるのがほとんど。
このままいけば1000万のラインで救済されるのは
一部大企業の人だけで、実際はほとんどの人が該当すると思うよ。

秒刊名無し

たしかにミスリードでは無いな。
決まって無い段階の条件なんか、ロバの前にぶら下げた人参のようなもの。
本音としちゃ、100%切りたい、だろ。
『収入が多い』なんて主観的で曖昧。同意なんざ、全企業が『残業代ださねー』って決めたら労働者は選べない。

秒刊名無し

新聞社やTV等の無駄に給料の高い奴らは、もう少し働かせるべきだと思う。
年収1000万以上で成果じゃ無く残業で稼ぐ?おかしいだろ。

秒刊名無し

含み残業40時間とかって感じで元々残業代なんて出ないんで、なんでもいいです。むしろやってください。
ちなみに手当は12000円。
40時間の残業が、どうなったら12000円になるのだろうか。
隠れたブラック企業、すか◯ら~く、消えてください。

秒刊名無し

ミスリードでも何でもないでしょう。
年収事項があるとの事ですが、一度「年収○万円以上」と決めてしまえば、以降は年収額を切り下げるだけで容易に対象を拡大することが出来ます。
また、企業との合意が必要という点に関しても
企業と労働者との間に圧倒的な力の差がある日本で、果たしてどれだけの労働者が対等に物を言えるか。
そして、法案が提言の段階で報道されるなんてままある事です。正式に可決しないよう、国民が声を上げていく事が重要なのです。
可決してから報道されても手遅れですからね。

秒刊名無し

産業競争力会議に提出された提案は、A、B二つのタイプの制度を示し、Bタイプは年収1000万円以上だが、Aタイプには年収要件はなく「職務経験が浅い、受注対応等」を対象外とするだけなので、一般社員にも適用というのは、ミスリードでもなんでもない。このAタイプの提案は従来はなかったものだから、ここに焦点をあてるのは、むしろ的確な表現というべきで、ミスリードと言う方がミスリードだ。

秒刊名無し

>残業代ゼロで企業が活発になれば賃金は上がるから!
能天気な奴だな、折角下げた人件費をそう簡単に上げる訳なかろう
ちなみに企業は賃金アップにたる十分な収益が上がっていても
それを公開せず、賃金アップを拒む権利もあるとの判例が出ている
要は経営者は自社の利益を独占する権利を有するということ
嫌なら自分で起業するしかない

秒刊名無し

この記事自体がミスリード。
条件は「収入が高い社員」かつ「合意した社員」ではない。
仮に年収200万でも合意させられれば残業代ゼロで働かされることになる。
現在の社員の多くが三六協定なども知らずに契約させられている現実があるから実際に起こりうるよ。
案の定このまとめを読んで「年収1000万」が前提条件だと勘違いしてる輩がいるね。

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