日本一高い山は「富士山」で3776メートルです。では世界一高い山と言えば「エベレスト」で、8,848 メートルあるということになっております。が、実はこの定説が覆るのかもしれません。といってもそのはかり方の違いによるものですが、どうやらほかの視点から考えるとエクアドルにある「チンボラソ」のほうが高いらしいです。
エベレストは標高が8848メートルとされております。またチンボラソは6,268メートルとされており、どう考えても誤差が生じるレベルではないと思うのですが、この標高という計測方法ではなく地球の中心からの高さを計測するとチンボラソのほうが高いようです。ちなみに標高とは海の標準の高さから計測したものです。
地球の中心から計測した場合、エベレストは6381キロメートル、対してチンボラソは6384キロメートルということで若干チンボラソのほうが高い。
原因としては地球は完全な球体ではなく赤道のほうが若干膨らんでいる。そのため、赤道側にある山のほうが有利になるということだ。
そもそも物差しが変わってしまえば何が一番になるのか分からないですからね、とりあえず現在もっとも使われる「標高」がスタンダードである以上エベレストは1位でしょう。
掲載元
http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-3596411/Ecuador-s-Chimborazo-topple-s-Everest-claim-title-Earth-s-highest-mountain.html
(秒刊ライター:たまちゃん)