【どっち派?】エアコン派vsエアコン使わないエコ派!アメリカとヨーロッパのバトル始まる!


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日本では近年「夏場のエアコンの設定温度は28度」というのがエコの観点からも注目され、いろいろな所で実施されている。それによって夏でも室内に入って急激に寒い!と感じる場所は少なくなった。しかし、夏場にアメリカ旅行へ行って、ホテルやデパート、博物館や映画館などの寒さに衝撃を受ける人も多いだろう。特にアメリカ人は暑がりの人が多く、日本人が寒いと感じる場所でも平気で半袖短パンという姿を見かける。この度そんなエアコンラブなアメリカ人に警告を与える記事が掲載されて話題に!

―アメリカ人は夏にエアコン使い過ぎ
 
アメリカのワシントンDCとドイツのベルリンの気候はとても似ている。ただ、大きく違っているのは多くのアメリカ人はエアコンなしの職場や家に住もう、なんて考えもしないだろうが、ドイツ人はエアコンなしの生活がより優れた生活だと思っている点だ。

これはベルリンに限らず、多くのヨーロッパ人が思っていることで、夏場にアメリカを訪れた際にバスやホテルなどの温度が「凍えるほど寒い!」と不満を言う。逆にアメリカ人からすると、職場や家で暑さに耐えているヨーロッパ人を見て驚くという。

実のところ、ヨーロッパ人はエアコンラブなアメリカ人のことを「あいつら、頭おかしいな」と密かに思っている。ヨーロッパ人はこのアメリカ人のエアコン中毒に対して、長い間、疑問に思っているのだ。

1992年、ケンブリッジ大学のグウィン・プリンス教授はこのアメリカ人のエアコン中毒について、「最も蔓延していて、そして全く気が付かれていない疫病のようなもの」と言っている。近年ますます状況は悪くなり、エアコンなしでいられないアメリカ人が急増しているという。

エアコン使用について世界をリードするアメリカ。それは全くもってアメリカにとって名誉なことではない。

室内の温度管理について長年に渡り調査しているスタン・コックスは「アメリカが他国よりも多くのエネルギーをエアコンによって使用している」と発表した。アメリカに来てみれば一目瞭然の結果だ。しかし、エアコンが普及していない国がアメリカに対し文句を言いたい気持ちはわかるが、なぜヨーロッパ人がアメリカ人の暑さに対する耐久性のなさを非難するのだろう?

もちろん、北ヨーロッパはアメリカよりも寒いが、逆にイタリアやスペインでは近年、実はエアコンの使用は増えている。それにしてもアメリカは他のより暑く、湿気の酷い先進国(おそらく日本も含まれるだろうが)に比べて夏場のエアコンの使用が異常に多い。そして最大の理由は文化的な違いではないか、と予測されている。

アメリカ人が快適とする温度は約70F(約21℃)で、これはヨーロッパ人にとってはとても寒く感じる。ミシガン大学の専門家によると「アメリカ人は1年を通して気温が同じであることを好みますが、ヨーロッパ人は夏はある程度暑く、冬はある程度寒い気温を好むようです。例えば室内でヨーロッパ人は冬場にだけセーターを着ますが、アメリカ人は夏場でも寒いと感じればセーターを着ます」と説明した。

また、ヨーロッパ人は子供の頃からエアコンなしの生活に慣れているので、暑さに強いという。

ヨーロッパ人がアメリカが寒すぎると非難するもう1つの理由は、世界の温暖化に関する意識の違いもあるだろう。2014年の調査では、ヨーロッパ人の半数以上の人達が温暖化防止に対してもっと対策をしてもいい、と答えており、3分の2以上のEU市民が環境に優しい経済活動をすべきと言っている。冷房を使用することは、暖房を使用するよりも多くのエネルギーを使うため、多くのヨーロッパ人は将来の温暖化に影響があるのなら、数日の暑さは我慢しよう、という考えらしい。

ただし、夏場に暑い部屋で作業するよりも、エアコンの効いた部屋では作業効率も上がり、質の良い睡眠も取ることができ、最終的には健康や長生きにもつながるということがいろいろな研究で明らかになっている。それなのに、なぜ、ヨーロッパ人はそこまでして簡単にエアコンの利点を手放してしまうのだろう?

ニューヨークタイムズによると、実はエアコンを使わないからといって、それほど苦痛でない環境があるらしい。例えば冷たい空気は地下からあがってくるが、ヨーロッパでよく見かける分厚いブロックの壁のせいで、暑い空気が外からあまり入ってこないというのだ。

我慢をしないアメリカ人にとってもエアコン使用が間接的に悪い影響を与えている。エアコンからの冷たい空気を室内に保つためにバルコニーやポーチを作らず、天井の低い部屋で無理矢理に仕事効率をあげさせられていると、雑誌「エコノミスト」は言っている。つまり、アメリカ人は確かに涼しいところで快適に仕事ができるが、その反面、多くの仕事をこなさなければならずストレスが多いという。

長い目でみると、アメリカ人のエアコン中毒はさらに悪いことがある。アメリカにとって、他国に対してエネルギーの消費を抑えるように強く言う事ができなくなるということだ。

「つまりアメリカは、大きくて、金持ちで、暑い国なんです」とコックスは語った。「ただし、インドやインドネシア、ブラジルなどの暑くて湿気のある国々がアメリカと同じようにエアコンを使いだしたら、彼らの国の100パーセントのエネルギーをエアコンにだけ使わなくてはならなくなるし、他の国からもエネルギーを借りることになってしまう」と続けた。

それだけではない、インドでは2007年時にはたった2パーセントしかエアコンを使用していなかったのに、近年ではその数が尋常でない増え方をしている。中心都市であるムンバイだけで考えても、すでにアメリカ全体の4分の1に相当する程度までエネルギーの使用が増えているという。

現在成長を続けている国々が熱帯地域にあるということも理由の1つではあるが、もしも彼らがヨーロッパ人のようなエコな生活ではなく、皆がアメリカ並みにエアコンを使うようになったら、2050年までにエネルギー使用料は10倍になるといわれている。

日本でもオフィスでのエアコンの温度設定を高くして一見するとエコに見えるが、結局小型の扇風機をデスク周りに設置するなどしているため、もしかするとエネルギーの消費はそれほど減っていはいないのかもしれない。また、暑さの中で作業効率が落ちたり、暑すぎるのは健康にも良くないため、エアコンの使用を訴える声もある。人によって暑さの感覚は違うため、アメリカ人に「エアコンを使うな!」というのは無理だろうが、世界全体として温暖化の防止、エネルギーの節約はすべきだろう。

―海外の反応
・ ドイツ人の俺、今までエアコンばっかり使うアメリカ人はバカだと思ってた。でもニューヨークでの夏の夜は本当に死ぬ。エアコンなしで最悪の夜だった。

・ ルイジアナに住んでるけど、夏はエアコンなしは無理。でも冬にヒーターは使わないからいいでしょ?

・ フロリダ在住。エアコンなし?バカじゃない?無理だし。

・ 何を取ってもいいけど、エアコンはだめ!

・ イギリスだけど、すごく暑い!っていう日でも24℃だよ。最高。

・ 23℃以上だったら、夜寝られない。

・ その通り!ニューヨーク在住、年中無休でエアコン使用中!

・ ドイツに旅行した時、めちゃくちゃ暑かったのに、エアコンがなかった!最悪だった!

・ どこかで読んだけど、エアコンの室外機の熱がニューヨークの外気を熱くしてるって話だよ。

・ 窓を開けたりシーリングファンを回しても、暑すぎる場所がアメリカにはあるんだよ!湿気だけはエアコンでないと排除できない!

・ 朝の8時のアリゾナ、42℃・・・エアコン必要です。

・ いや、俺達は夏場にはセーターは着ないけどね。

・ バルセロナの歴代最高気温が36℃だって!笑わせるよ!

・ 私はオランダ出身だけど、21℃はちょっと暑いな。19.5℃が丁度いいと思う。

・ 俺もオランダ!家の中は大抵18.5℃くらい、外が21℃なら気持ちいいくらいかな?

・ オランダからフロリダに引っ越したけど、暑すぎる。エアコンなしでは辛いよ・・・。

・ ポーランド出身ですが、21℃は丁度いい、でも23℃は暑い。

・ マイアミに住んでいた時、ヒーターは全然使わなかった。ヨーロッパ人は冬場にヒーターをガンガン使うだろう?どこがエコだよ。

・ アメリカは単純にヨーロッパより暑い。
掲載元

https://www.reddit.com/r/todayilearned/comments/4myoxm/til_most_people_in_europe_do_not_use_air/

(翻訳ライター:南ロココ)