旭川では「太平洋側」の人には見慣れない超危険な看板が存在する!

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「落雪注意」と書かれている立て札。2018年3月29日に撮影しました。ニュースでは毎日桜開花が伝えられているというのに、この看板はいたずらでしょうか。それにしては、看板の後ろに見えるのは確かに雪のようです。この看板を見つけたのは、北海道旭川市です。近寄ったら大変なことになる場合もあります。



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-立て札の周りを撮影しました。

立て札の立っているあたり全体を撮影してみました。後ろの方に見える家の前はすべて雪です。さすがにもう3月も終わろうとしていますから、このような場所はそれほど多くはありません。

前方にある雪は、除雪車が置いて行った雪です。後方にある雪は屋根から落ちた雪です。まだ上の方には雪が残っています。この家の屋根の傾斜は道路に向かっているために、一度に雪が落ちてきた場合にはけが人が出る恐れがあります。そのためにこのような立て札が立てられたようです。

この家は空き家となっていて管理をする人がいないためにこのような状態になってしまったようです。現在、多くの家の屋根は、「無落雪建築」といって、雪が落ちてはこないようになっています。しかし、昔に建てられた家は三角屋根なので雪は落ちてきます。

全国的に持ち主のわからない空き家が問題となっていますが、雪国の空き家の深刻さはより高いものとなっています。雪は、落ちてくることが心配なだけではなく、雪の重さで家が倒壊してしまうこともあります・

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-この家の後方は壊れてしまいました。

写真の右側では、何かが積み重なっていて奥の方が見えなくなっています。積み重なっているのは木材です。つまりこの家の後方は壊れてしまったのです。

-雪の重さは半端じゃない。

春先に、暖かくなりすぎて雨が降り、雪が大量の水を含むと一気に重量が増します。そうなると屋根がつぶれたり、家全体が壊れたりすることになります。

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-この家の周りには雪の山がたくさんあります

この家の周り、つまり、この家がある通りでは、このような雪山がまだまだたくさんあります。
冬期間、除雪車が市内を回って道路に積もった雪を除雪してくれます。除雪した雪は近くにある空き地とか空き家の前、あるいは少し余裕のある場所に積み重ねていきます。

積み重ねた雪が多くなった頃に、排雪車がやってきて雪を持って行ってくれます。除雪や排雪には優先順位があるので、優先順位の低い地域ではこの時期にまだこのような雪の山が残っています。もちろん、もうほとんどの場所では雪が融けてしまっています。町全体がこんな状態だとは思わないでくださいね。

雪の多い北海道から、雪のない地域では珍しい雪の様子をお届けしました。

雪が融けているところには

雪が融けて土が出てきているところには、この先咲き始める草花が芽を出しています。右側に見える大きな葉は、「ギガンジウム」という花の葉です。紫色の大きなボールのような花が咲きます。左側に見える小さな葉は、「カモミール」というハーブの葉です。

北海道は雪が融けると、色々な花が一気に咲き始めるのです。それにしても、冷たい雪の下でずっと春を待っていた草花たち、とてもかわいらしく見えます。

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朝の天気予報で気温を見ると、沖縄はもう20°を超えているのに、北海道はまだ10°台です。南の方は暖かくていいなぁと思う時があります。しかし。北海道は春夏秋冬がはっきりとしていて、季節の移り変わりがよくわかります。厄介そうに思える冬も案外楽しいものです。

(秒刊サンデー:わらびもち